探偵が離婚相談?と思われた方もいると思います。 探偵が離婚に関わる調査を受けた場合、お手伝いする場合は主に「相手の浮気に悩んでいる」というケースが殆どです。
探偵に浮気調査をお願いする人は「浮気された腹いせに自己満足の為に調査するんでしょ」といった考えは間違いです。 当初は「事実を知ること」であったかもしれませんが「浮気は結婚生活における重大な違法行為」なのです。 当然、慰謝料の請求対象になります。
浮気は離婚原因としても認められ、浮気の事実を知りその後、離婚を決意される方がいます。
調査の結果、不貞行為の証明を抑えられれば弁護士に資料を渡し弁護士が資料を用いて調停、訴訟を行っていきます。
決定的な証拠が取れれば慰謝料、養育費、親権など全て有利に展開出来るのです。
その為の基礎知識を学んで頂き、事前に事を進めることをお勧め致します。
なぜなら、慰謝料が確定すれば少なからずそこまで掛かった費用だけでなく、今後の生活に大切なものを取り返す事が出来るからなのです。
誰の為?それはお子様の為、ご自身の今後の為なのです。
近年における日本の離婚状況
近年、離婚率は年々増加傾向にあります。もし離婚を考えているのであれば、離婚を選択する事が決して稀なことではありません。
熟年離婚についても年々増加傾向にありますので、今後団塊の世代の離婚が増えればさらに増加すると予想されます。 また、婚姻期間が長い夫婦の離婚が増えており、熟年離婚の数は数字上でも確認されています。
離婚動機としては「性格の不一致」が一番多いのですが、男女ともに異性関係が上位にあります。
知人から離婚した原因を聞かれた際、表向きは「性格の不一致です」と答えていますが、実際は異性関係に悩み離婚しているのです。
離婚した方は体裁を気にして言わないのです。その為、浮気で悩んだ末の離婚は決して珍しいことではないのです。 正確には「お互いに性格が合わないので浮気をして異性関係が原因で離婚した」というのが本音だと言えます。
男性 |
1位 性格の不一致 61.4% |
2位 異性関係 14.3% |
3位 性的不調和 13.2% |
4位 浪費する 12.5% |
5位 暴力を振るう 8.5% |
6位 病気 4.4% |
7位 酒を飲みすぎる 2.3% |
女性 |
1位 性格の不一致39.3% |
2位 暴力を振るう 21.6% |
3位 異性関係 17.3% |
4位 浪費する 10.6% |
5位 性的不調和 7.2% |
6位 酒を飲みすぎる 6.2% |
7位 病気 1.7% |
※司法統計 平成28年度 婚姻関係事件 申し立ての動機より
ここ数年間で離婚の方法も協議離婚だけでなく、調停離婚、審判離婚、判決離婚が増えてきています。 近い将来であなたが離婚を考えているのであれば、有利な展開を考えておく必要があります。