夫、妻もしくは彼氏、彼女の浮気が疑わしい。
ただ、まだ確証もなく探偵などに依頼するほどでもないし、
自分で浮気調査できる術はないかな、と思っている方もいるのではないでしょうか。
GPSを使うことで費用を抑えて浮気の証拠を掴むことができます。
そのためのポイントについてお話しします。
自力での浮気調査のためにGPSを使用する方もいらっしゃるようですが、あくまで配偶者の現在位置や移動のデータが取れるだけで実は浮気の証拠としては認められないこともあります。
浮気の証拠を掴む可能性を高めるためには、やはりプロの探偵に依頼する方が良いです。
しかし、探偵に依頼すると調査費用は数十万円以上かかる可能性があります。
では、調査費用を少しでも安価に抑えるためにどうすれば良いか?
回答としては、ある程度自力で浮気調査をすれば費用を抑える事ができます。
ということで、GPSを使った自力での浮気調査の方法について説明致します。
自力で浮気の証拠を集める難しさについて
正直に言いますと、自力での浮気調査は困難です。
なぜ困難なのかと言うと、浮気の証拠として認められるものは意外と限られているためです。
浮気の証拠として認められる物を下記に一例として挙げます。
・写真(ラブホテルを出入りしている事が分かるものなど)
・音声(配偶者が浮気を認める発言をしている内容)
・LINEやメール(明らかに性行為をしている事が分かる内容)
上記はあくまで一例ですが、慰謝料をしっかりと請求するためには上記のような証拠を複数集める事必要となり、難易度が高い事がお分かりいただけると思います。
浮気調査費用を抑えるために
上述した証拠を全て1人で集める事はかなり難しいため、プロに依頼する前の情報集めをする事が浮気調査費用を抑えるポイントとなります。
探偵や興信所に依頼した場合、時間制で請求がくる場合があります。その場合にある程度、浮気している場所や時間帯を把握しておく事で、短時間で証拠を押さえてもらえる可能性が高まります。
その際に有効となってくるのが、GPSでの情報収集です。
浮気の証拠の決定打にはならないものの、GPSを利用して配偶者が浮気している場所や時間帯を把握しておく事が可能となり、探偵や興信所に調査依頼時に情報を伝える事ができます。
GPSの種類
調査依頼前の自力での情報収集としてGPSを利用していくために、GPSの種類について説明していきます。
ロガータイプ
過去にどこに立ち寄ったかというデータを残す事が出来ます。
何日分かのデータを溜め込んでくれますが、記録を確認するためにはデータを取り出す必要があります。
リアルタイムタイプ
名前の通りですが、今まさにどこにいるか確認できるGPSです。
スマートフォンのアプリやインターネットのサービスで使われている機能を応用しており、機能差によりますが比較的リアルタイムタイプの方が価格帯が高い傾向にあります。
GPSの利用方法
配偶者に見つからないように目立たず分かりづらい箇所に設置する必要があります。
配偶者が車を利用する事が多い場合には、車の中で下記の箇所に設置すると見つかりづらいでしょう。
・助手席シート・リアシートの下
・ダッシュボードの中
・トランクの荷物の中
・車体の下(ただし温度が高くならない箇所)
夫婦の共有財産として認められている車であれば、GPSの装着は問題ないと判断される事が多いです。
しかし、法的にNGとされる場合もあるので注意ください。例えば下記のような場合には違法となる可能性があります。
・浮気相手の車にGPSを設置する
・別居中の配偶者の車にGPSを設置する
不法侵入やプライバシーの侵害に該当する可能性が高く、配偶者が浮気をしていたとしても逆に訴えられる事が懸念されますので、実行しないようにしましょう。
また、自力での浮気調査・証拠集めには上記以外にも多く注意すべきポイントがあるため、まずはプロのアドバイスをもらうと良いでしょう。
多くの探偵事務所では無料相談を乗ってくれるますのでその際に相談をしてみるのも良い手でしょう。