夫を取られまいとした妻が起こした、不倫から発展した殺人事件です。
不倫相手惨殺事件
この事件は、ある夫婦の妻(A)と不倫相手の女性(B)の間で起きた諍いがきっかけで起きました。
Aは働かない夫のために麻雀店を開業し、経営していました。
元々はその店の常連だったBはそのうちに就業員として働くようになり、Aの夫とも親密な関係になり、ついには不倫関係になったようです。
2人の関係性に気づいたAは、Bに「どういう関係なのか」と詰め寄ったところ、Bに逆上され罵られたことでかっとなり、Bを絞殺しました。
Bを絞殺後、Bの遺体を隠すため遺体をバラバラに切断し、体の一部は風俗街のゴミ捨て場に遺棄し、一部に関しては自宅にて保管をしていたようです。
保管をするうちに、腐臭がするようになり、Aは自身の愛人を呼び出し「犬の遺体を捨てるのを手伝ってくれ」と呼び出し、車で遺体を運び富士山の樹海へ遺棄しました。
その後、Bが行方不明であることから捜索願が出され、身辺を洗った際に捜査線上に上がってきたのがAです。
AがBの銀行口座からお金を引き出していることが発覚したことから操作対象になりました。
ですが、Bの行方が分からない状態のため捜査当初はBが亡くなっているかどうかも不明の状態でした。
捜査を続けるうちにAは逃走。
警察はAの愛人から情報を得るために、愛人と接点を取りました。
「犬の遺体を捨てるのを手伝った」という愛人の情報を基に捜査し、Bの遺体を発見するに至りました。
遺体を発見したことで報道がAの耳にも入り、逃げきれないと判断して出頭することになりました。遺体は無惨な状態で発見され、凄惨な事件となりました。
こうして不倫がきっかけで命が失われるという悲しい事件が起きました。この事件のように不倫が原因で殺人事件が複数起きているのが現実です。
こういった悲しい事件が起きないよう、倫理に反した恋愛をしないように心がけましょう。