浮気のタイミング
浮気調査は調査をするタイミングが非常に重要です。
機会を逃してしまうと、調査をしても全く証拠が出てこない場合もあります。
逆に調査のタイミングがぴったりであれば、決着するまでの時間がかからずコストも抑えることができます。
では、調査を行なうのにぴったりなタイミングというのはいつなのでしょうか?
タイミングを計るにはメモなどで記録すること
対象者の行動で、怪しい行動や言動があった場合、それらをメモしておくことが重要です。
メモをしていくうちに、一定のパターンが浮かび上がってくることがあります。それは曜日であったり時間帯であったり。同じ曜日の同じ時間帯に携帯電話に電話をしても出ない、折り返しも無い、または電源が入っていないなど。
明らかに様子がおかしい時はメモなどをして記録をしましょう。手帳や日記帳など簡単なもので構いません。
そこに出勤日、休日、給与支給日、家を出た時間、帰宅した時間を記録。後から怪しいレシート等が出てきた場合は日時や店名などわかる範囲で情報を記入しておきましょう。診療内科などに通院しているのであれば通院日も記入、診断書やレシートなども貰っておきましょう。
また、給与明細などから有給休暇を確認し、知らない日に有給休暇を取っているようであればかなり怪しいかもしれませんね。こういったメモや日記が証拠になることもありますし、調査のタイミングを計るための重要なデータになります。
【簡単な記録】
日 1
・休み
・外出11:00(パチンコ)
・帰宅20:00
月 2
・出勤7:30
・帰宅19:30
火 3
・出勤7:30
・帰宅19:30
水 4
・出勤7:30
・帰宅23:30(飲み会)
木 5
・出勤7:30
・帰宅19:30
金 6
・出勤7:30
・帰宅23:30(飲み会)
土 7
・休日出勤10:00
・帰宅23:00
日 8
・休み
・外出11:00(パチンコ)
・帰宅20:00
月 9
・出勤7:30
・帰宅19:30
火 10
・出勤7:30
・帰宅21:00(残業)
水 11
・美容院、友人と飲み(有給)
・おしゃれをして出かけた
・帰宅23:30
木 12
・出勤7:30
・帰宅19:30
金 13
・出勤7:30
・帰宅23:30(残業)
おおよその怪しい日が特定出来たと思います。
この日記は調停などでもあなたの味方になってくれるでしょう。
また、調査会社に依頼する時も浮気の可能性が高い日を選択したほうが予算的に考えても得策といえます。ただし考えすぎはよくありません。
ケースにもよりますが、女性のご依頼者様はご主人または彼氏が浮気をしているであろう日に調査をお願いしています。男性のご依頼者様は空振りが多いと思います。その違いは観察力です。
女性のご依頼者様の多くは掃除や洗濯などで男性の衣類や小物、書類などに触る機会が多く、些細なきっかけから相手の変化に気が付きます。
逆に男性は奥様や彼女の持ち物を触る機会などが少ないので情報不足が否めません。生理のスケジュールを確認しておくのも手だと思います。
「女性は鋭い」というのは勘や性格だけではなく観察力が優れているのです。
携帯電話には重要な情報がたくさんある
一人に一台は持っている携帯電話。この携帯電話には浮気調査を行なう上で、重要な情報がびっしり詰まっています。
例えば電話の着信・発信履歴はもちろん、メールの文章などチェックできる状況にあるならば確認してみましょう。
事前に対象者が浮気相手と会う日時を特定できるかもしれません。
怪しいメールのやりとりが無い場合でも、新規でメールの文章を作成するときに、「あ」などの文字を入れてみましょう。
よく使っている言葉であれば、「愛してる」や「会いたい」などあなたには送ってこない内容の文章が予測変換で表示されるかもしれません。
それだけでも十分に怪しいです。感づかれないように注意して行いましょう。
調査をするタイミングを自分で作ってみる
明らかに怪しい対象者の行動。そんなにお酒が好きだったわけでもないのに、同僚と飲みに行くことが多くなったなど、イライラすることもあるでしょう。
しかし、ここで声を荒げて怒ってはいけません。
スキをつくって対象者を自由にさせてあげましょう。
例えば同窓会があるなどと言って、家を空けてみてはどうでしょう。あなたがいないことを良いことに、嘘をついて浮気相手と会うかもしれません。
あなたが家にいないという開放感や安心感が対象者の気を大きくし、大胆な行動を取らせることもあるのです。
より行動を促す為に、対象者が体を求めてきても具合が悪いなどと言ってはぐらかしてみるのも良い手だと思います。逆に怪しんで行動を起さないほうが良い場合もあります。
浮気調査時の注意事項
あなたが我慢してタイミングを計り、調査を決行する時がやってきました。
しかし、それで気を大きくしてはいけません。注意して欲しいことがあります。
我々探偵社の相談員の名刺や契約書控を見られないことはもちろん、対象者との会話時に興奮したり警戒される言動をしないでください。
中には喧嘩になってしまい、「あなたがそんないい加減だから、興信所に調査をお願いしたんだからねっ!」などとカミングアウトしてしまう人もいます。
こうなっては調査どころではありません。
調査を成功させる為にも、最後まで抜かりなく準備しましょう。
信用できる探偵社かどうか
浮気調査することを決意したものの、どこにお願いして良いかわからない。
そういった不安をお持ちの方もたくさんいるでしょう。
その場合に相談をした探偵社が信用できるか、安全なのか下記項目でチェックしてみましょう。
2. 出された名刺が電話をかけた会社と違う。
3. 調査プランの説明がわかりにくい。料金体系が不明瞭。
4. 調査の成功条件をあいまいにしている。
5. 契約書類を作成しない。
6. 他社とのサービスや料金を比較することをとても嫌がる。無理に契約させようとする。
7. 失敗するリスクの説明がなく、成功することを強調する。
ひとつでもあてはまる探偵社は信用できないでしょう。
できれば調査報告書のサンプルなどを見せてもらい、イメージできたほうが安心です。
浮気調査に対する心構え
対象者が浮気をしている様子。それを知ったあなたは怒り心頭になり、調査することを決断しました。いざ調査を依頼しようと探偵社に相談したところで迷ってしまうことがあります。
いわゆる良心の呵責(りょうしんのかしゃく)です。
長年連れ添ってきた対象者を騙しているようで、申し訳ないと思ってしまうのです。
浮気調査をして離婚するというのは、特にお子様のいる家庭にとって一時の感情でのみ判断して良いものではないでしょう。
しかし、何もせずに手をこまねき、相手方から離婚を切り出された場合はもっと悲惨です。
お子様の親権や養育費の問題、住む場所の問題、身内・親族に対する問題、金銭的な問題(慰謝料・財産分与)など様々な問題を解決していくのは、あなた自身なのです。
浮気調査を決断させる原因を作ったのは誰なのかを考えてみましょう。
事実を掴む、証拠を掴むうえで浮気調査が必要であれば、探偵を活用すれば良いのです。必要でなければ、ご自分で証拠収集をすれば良いのです。
巷にあふれる浮気・不倫
あなたのパートナーが、内緒で別の異性と会っていたら……と、ふと心をよぎったことはないでしょうか?
浮気・不倫という問題はどのカップルにもふりかかる可能性があるものなのです。
では、実際に自分の身にふりかかってしまった場合、どう対処すれば良いのでしょう。
一般的には下記のように分類されます。
2. 離婚は前提とせずに、浮気をやめさせるよう話し合いをする
3. 我慢したり、興味がなくて放っておく
1と2に該当する方が探偵社に浮気調査を依頼されます。
浮気調査で事実を把握し、不貞行為を押さえることで離婚に向けた話し合いをスムーズに進めたり、浮気相手と別れさせたりするのです。
離婚は結婚とは違い、養育費・慰謝料・財産分与など金銭が絡んできます。
離婚する時は結婚する時以上の準備が必要であると言えるでしょう。