ご依頼時の注意点
「盗聴されているのでは?」と調査を依頼する時は、周りの人に極力相談しないでください。
できれば、誰にも言わない。何故なら、盗聴器を仕掛けているのは身近にいる人達の可能性が高いのです。彼氏、友人、親子、兄弟、会社であれば上司、同僚、部下。
えっ、と思われるかもしれませんが、全くの他人が仕掛けるケースは少ないのです。
もし相談した人が、仕掛けた本人ならば「止めときな」「高いんじゃないの」と言われるのが当然ですし、依頼したと話せば調査前に外され、調査が終わってからまた仕掛けられます。これでは何回調査しても見つかりませんし、犯人もわかりません。
当社への連絡ですが、盗聴されているかもしれない部屋から電話してくるなんてもってのほかです、絶対に止めてください。
公衆電話または携帯電話で外からかけ、口の動きを読まれないように口元を隠して話すことをお勧めします。調査時にご協力ください。
調査中、電話回線は通話状態にしてください、通話状態でなければ盗聴器が電波を発信しないからです。
次に、CDやラジオなど音の鳴る物を用意してください。盗聴器が反応して仕掛けてある場所を知らせてくれます。
Check1 盗聴器(盗撮器)が見つかったら
警察に通報するか当社で写真撮影の後に回収・保管をするか、発見時のことを考えご依頼者様が事前に決めておいてください。
また、仕掛けた相手を突き止める調査(別途料金)に切替えるなど、ご依頼者様ごとにケースは違いますので、あらかじめ心構えをしておいてください。
Check2 アドバイス
盗聴発見の調査を実施して盗聴器が仕掛けてあれば必ず見つけ出します。
調査後に対策などをアドバイスさせて頂きますので、真摯なお気持ちでお聞きください。
また、調査後にわからないことがあれば、何なりとご質問ください。ご希望であれば実際の盗聴器を使用してデモンストレーションをお見せします。
盗聴器はいろいろな物に姿を変えて仕掛けられます。目視だけでは発見するのが困難になってきているほどです。
電波式発信器は一般的に100メートル内外の範囲で盗聴が可能ですし、携帯電話を使ったデジタル盗聴器では日本全国どこででも盗聴できます。広域帯受信機などの機器を揃えることができたとしても、発見するには専門の知識が必要になります。
お一人でお悩みになるのではなくプロの話も聞いてください。より良い解決方法が見つかりますよ。
盗聴器・盗撮器の対策
盗聴器・盗撮器についていくつかの対策を列記します。簡単ですので試してみてください。
Check1 コンクリートマイク
ステレオやテレビを壁際に置きます。テレビの場合は音声出力をステレオに繋いでください。それからスピーカーを壁に密着させ、その上で常に音を出すようにすれば大丈夫です。
Check2 コードレス電話
子機を使用する場合は、周りに人が一杯いて聞かれないように話す感覚で会話してください。
そんなことできないと、おっしゃる方もいると思いますので、もう一つ。コードレス電話を盗聴している人は、親機の電波を傍受していますので、親機に付いているアンテナを縮めるか寝かしてください。
何故か、こうすると親機が出している受信電波の範囲が縮まります。これで普通に会話ができるのであればこの状態でご使用ください。
これだけでも他人に聞かれる可能性が低くなります。
Check3 無線LAN
ご使用中の無線LANの説明書にしたがってセキュリティをかけてください。これで当分は大丈夫です。
こうしている間にもセキュリティを解除する暗号解読ソフトができていなければですが。一番安全なのはLANケーブルで繋ぐことです。
Check4 ベビーモニター
これは簡単です。ベビーモニターのある部屋に居る時は電源を切ってください。
Check5 デジタル盗聴器
現在最も効果的なのは携帯電話妨害機です。マンションやアパートでは近隣の住人がインターネットの接続をモバイル方式にしていると通信トラブルになりますので注意が必要です。
かつて携帯電話もアナログ式の受信機があれば傍受が可能でした。今ではデジタル電波に全て変わりましたので全く聞けません。携帯電話が盗聴されているというお客様がいらっしゃいますが、ほとんどの場合、近くに盗聴器が仕掛けられています。
もしあなたが、盗聴・盗撮をされていると思ったら、その周辺を見回ってください。大抵は近くに見たことが無い不審車両が停まっています。
アナログ盗聴・盗撮器の電波が飛ぶ距離は30~300メートル程。それも障害物が無いことが条件です。もしも不審な車両を見つけたらナンバーを控えてください。
まず怪しいと思ったら行動です。そして専門の会社にご相談ください。
注)当社では、盗聴器・盗撮器の発見を業務としております。 盗聴器・盗撮器を第三者に仕掛けることはお断りしています。