昨今ではコロナ禍もあり、気軽な外出も出来ないため不倫を止める人達も増えてきているようです
ですが、そんな中でも出社しているフリをして不倫を継続している猛者もいます。
こんな時期でも不倫を継続するような人には鉄槌を下したい所ですが、どのようにして下せば良いか分からない方もいますよね?
特に小さいお子さんがいる場合にはそもそも関係を継続すべきなのか、離婚すべきなのか、離婚して経済的に子供を養っていけるのか等いろいろな悩みが発生するでしょう。
今回は、慰謝料の請求をするときの行動指針を示したいと思います。
慰謝料の請求先は?
夫が浮気をして、不貞行為を行った場合には不貞行為を働いた「配偶者」と「浮気相手」の両方に請求することが出来ます。
ただし、状況によっては浮気相手には請求できない場合があります。
それは浮気相手に「故意」と「過失」が無いと認められた場合で、具体的には下記のような内容です。
■請求できないパターン
・浮気相手が配偶者のことを独身と思っていた場合(配偶者に独身と嘘をつかれていた場合など)
・婚姻関係が破綻している状態と認められた場合(数年間別居状態が続いているなど)
・マッチングアプリなどで出会い、素性を把握していない場合
■請求できるパターン(故意、もしくは過失があると認められた場合)
・既婚者であることを知っていた場合(故意)
・既婚者では無いと言われていたが、注意を払えば既婚者と気付いて然るべき場合(平日の夜しか会わないなど客観的な判断が出来なかった過失)
慰謝料は取れます
上記のようにパターンによっては慰謝料の請求先は変わりますが、不倫をされた場合には慰謝料の請求は可能です。
ただし、慰謝料請求に関しては証拠を掴んでおく必要があります。そこで、証拠を獲得するにあたってはプロ(探偵や興信所)の手を借りることをお勧めします。
■プロを薦める理由
・証拠集めの手間隙や心理的ストレスを軽減してくれる
・証拠集めの際に自身が尾行をする訳では無いのでバレる可能性が低くなる
・法的に安全な手段で証拠集めを行ってくれる(ただし依頼先の選定に要注意です)
上記のように、証拠を集めるのは時間や費用は勿論、自身で配偶者と浮気相手が浮気している場面を直接目にしてしまう心理的ストレスがあります。
また、その上で尾行を行うなどすると顔を見られてしまえば、尾行をしていることがバレてしまい、証拠が不十分なだけでなく相手からも逆上される可能性などがあります。
また、証拠を集めるために浮気相手の家に不法侵入したり、相手の車にGPSを装着したりするのは違法行為となります。
自身で証拠集めをする場合には、どういった調査であれば法的に問題が無いかという事も自身で調べる必要があります。
ですが、プロに任せる事で法的に問題の無い範囲での調査方法は熟知しているためその点は安心して任せられます。
(ただし、極端に相談料金が安い探偵や、実績に関する説明などが浅い場合は別の事務所も検討した方が良い可能性があります)
いずれにせよ、まずは無料相談を行っている事務所も多いため一度状況などを含めて相談をすることをお勧めします。1人で悩まず、相談をしてみることから始めてみましょう。