調査費用についてはかなり幅が広く、10〜100万円程の幅が想定されます。
配偶者が浮気をしている様子だけど、証拠は押さえられていない…。
証拠は押さえたいけど収入的にもなかなかお金を掛けて浮気調査をすることが難しい。
調査依頼をした際にどれくらいの費用が発生するか、相場の金額はどれくらいなのか、また料金体系、費用を抑えるポイントなどについて説明していきます。
料金体系について
主に下記の3つが料金体系として挙げることができます。それぞれにメリット・デメリットがありますのでご自身の状況や現時点で揃っている証拠等と併せて選択してください。
時間制
■利用ポイント
・浮気が想定される曜日・時間の把握がある程度できている場合
■メリット
・短時間で証拠が押さえられれば費用を抑えることができる事
時間制は1時間あたりで費用発生する体系です。主には「人件費」「交通費」「通信費」「車両費」などで計算していきます。
大凡の相場ですと2名体制で1時間あたり2万円前後が想定されます。
■注意点
・想定より調査が長引いた場合に思った以上の費用発生があり得ます。
上記の通り、ある程度相手の行動パターンが把握できている方にお勧めです。
パック料金制
■利用ポイント
・浮気の曜日・時間の把握ができている場合
・時間がどれくらいかかるか分からない場合
■メリット
・交通費や人件費などを1日単位のパック料金で設定しているため、費用が明瞭である事
パック料金は1日もしくは数時間単位で、人件費や諸経費などがパッケージになっており、1時間あたりの価格が時間制より安く設定されていることが多いです。
使った日数や時間分のパッケージ料金を支払う形になるので、明瞭会計で安心です。ただし、短時間で証拠が押さえられた場合には割高になる料金体系です。(パック料金制を取り入れていない探偵事務所もあります)
成功報酬型
■利用ポイント
・浮気をしている様子はあるが、確証や証拠が得られていない状態である場合
■メリット
・成功しなかった場合には費用発生がしない事(着手金は支払う可能性があります)
結果によって報酬が発生する料金体系ですので、安心して任せられそうな気がしますが、注意点としては「何を持ってして成功とするか」という定義を契約時点で明確にしておかなければいけないことです。
浮気相手に内容証明などを送る場合には「氏名」「住所」を押さえておく必要がありますが、証拠を押さえたことだけを成功として定義してしまうと相手方に法的措置をとることが難しくなります。
調査費用を抑えるポイント
自分自身である程度証拠に繋がる情報を押さえておくことが重要です。
浮気相手と会っている曜日や時間帯などをLINEなどから把握できていると短時間で証拠を掴む可能性が高くなります。
また、成功報酬型の場合は上記の通り、何を以てして成功とするかという定義を探偵事務所と契約の際にしっかりと押さえておく事がポイントです。
また、着手金や証拠が掴めなかった場合でも支払う金額が必要になるかという事もしっかり把握しましょう。
浮気相手からも慰謝料請求はできるか?
請求自体はできますが、支払い能力が無い場合には思った以上の金額を得られない場合もあります。
ただし相手の収入が低い場合でも、分割支払いを認める事で相手方にきっちりと請求できる可能性は高まります。
離婚を悩んでいる場合には、お灸を据える意味でも配偶者と浮気相手双方へ慰謝料を請求するという方法を選ぶ方もいます。
証拠を集めるにあたって
不貞行為の証拠を集める事は非常に難易度が高いです。配偶者に見つからずに尾行をする事はかなり非現実的と思われます。
探偵事務所や興信所では訓練を受けた人材が証拠集めをしてくれるので、プロに任せることをお勧めします。
また、探偵事務所では無料相談や依頼した場合の見積もりを出してくれる場合が多いですのでまずは相談をしてみましょう。