探偵漫画と言えば、コナンや金田一が有名どころではありますが、
実際の探偵の仕事はかなり地味です。まず殺人事件なんて警察が関わらせてくれません。
というわけでほとんどが浮気の調査であることが前提なのですが、
リアルな探偵漫画というのが40年前にありました。といっても現実の探偵と比べるとかなり派手ですが。
「ハロー張りネズミ」という漫画です。
1983年に単行本第一巻が発売されたので、今の人にはあまり知名度はないのでは?
島耕作シリーズの弘兼 憲史(ひろかね けんし)先生の作品で、探偵漫画としては雑多なテーマを取り扱っていることが特徴です。
浮気はもちろんのこと、超常現象や人体の謎など、オカルトチックな話題が盛りだくさんの作品です。
キャラクターの活躍を楽しむ群像劇的な漫画ですので、あんまり固くならずにサクサク読み進められるのが良いところです。全24巻でちょうどよい長さなのもよいです。
暇なときに探して読んでみてはいかがでしょうか?