出会いの場は今も昔もさまざまです。合コンやナンパは今も昔も変わらずありますが、お見合いと聞くと最近ではめっきり減ったような印象です。1990年代にはテレクラが流行し、2000年代にはインターネットの普及により出会い系サイトが、2010年代には結婚相談所が、そして2020年代にはスマートフォンの普及からマッチングアプリが流行しています。
かつてのテレクラや出会い系サイトはあまりやってはいけないという認識があり、利用者も10代後半~20代が中心でしたが、マッチングアプリは若者だけでなく40代~50代の人にも利用者が存在し、YouTube広告も頻繁に流れています。
マッチングアプリの登録者数は1位の「ペアーズ」が2000万人、2位の「タップル」が1700万人と、多くのユーザーがいます。2022年11月には、三重県桑名市がマッチングアプリ「ペアーズ」と連携協定し、桑名市を挙げて少子化に取り組むということが発表されました。行政と連携するほど信頼感があり、マッチングアプリで出会い、その後結婚をした人も大勢います。
しかし残念なことにマッチングアプリを利用し不倫をしている人が近年増えています。
妻や夫のスマートフォンを見たらマッチングアプリがインストールされていた。マッチングアプリのGPS機能を使い、近くにいる人とマッチングしやすくなる機能で夫を見つけたという奥様もいます。
なぜマッチングアプリを利用した不倫が増えているのか?これはコロナ禍が1つの原因になっています。
コロナ禍の影響で合コンや飲み会が無くなり、いつでもどこでも気軽に会う約束ができるマッチングアプリは出会いの手段として重宝されました。コロナが収束しつつある現在も、その流れはあまり変わっていません。
そしてマッチングアプリの利用者の中には肉体関係だけが目的の人もいます。そういった者同士にはお互いが割り切った関係なので手軽に不倫ができるツールになります。
マッチングアプリは出会いを増やす素晴らしいツールですが、それゆえに不倫をするために利用している人も少なからず存在します。不倫という観点から見ると既婚者の場合はマッチングアプリがインストールされているだけでアウトでしょう。間違ってもインストールしないことをお勧めします。