昨今、世間のニュースを騒がせている「闇バイト」
SNSを使い多額の報酬を餌に人を集め、犯罪行為に加担させる。
しかし、明らかに犯罪と予想できそうなものではあるが、闇バイトで捕まる人間は後を絶たない。
はたして、闇バイトに応募する人とはいったいどんな人なのだろうか。
それでも闇バイトに応募する
闇バイトに応募する人間に共通するのは「お金がない」という至極簡単な理由だ。
しかし、その理由が多種多少であり、しかも早く大金を手にしたいという切羽詰まった状況が多い。
就職難による生活の困窮、反社会的勢力に脅され無理やりやらされる、単純な小遣い欲しさ、
中には地下アイドルへの推し活費、ホストへ貢ぐためといった人までいる。
そしてそのほとんどが十代後半から二十代が多い。
闇バイトでやること
闇バイトでやることと言えば大概が犯罪行為である。といっても知能的なものではなく、特殊詐欺の’受け子’(ターゲットのところへ直接金銭を受け取りに行く係)や、金庫強盗の実行犯、違法薬物の売人など、犯罪組織の末端の仕事ばかりである。
実行役のバイト君にはせいぜい数万円渡しておけば、バイト君たちの上に立つ人物達は自らの手を汚さず大金を手にすることが出来るのである。そのうえ捕まるのはバイト君だけ。
犯罪組織にとってこれほど使い勝手のいい駒はいないだろう。何も考えずに働いてくれるトカゲのしっぽというわけだ。
闇バイトの末路
闇バイトに応募をして一時大金を手にすることになるが、彼らの犯行には緻密さはなくほとんどが捕まってしまう。
だが、指示役や資金源の役である上にいる人物たちはうまく立ち回っている。SNSでの仮名でのやりとりでお金も現金でのやりとりのみなど、徹底して証拠を残さない。電話番号も他人名義のものを使用しているだろう。
まとめ
生活に困窮しても闇バイトには応募しないようにしよう。犯罪で得た金は長く身につくことは無い。
まずは、我慢して自分の生活を立て直すほうが闇バイトの何倍も良いのである。