ドラマ「探偵が早すぎる」の概要と、出演者・キャラクターまとめ

「探偵が早すぎる」は、井上真偽による推理小説で、
2017年5月19日に上巻が発売され、2か月後の7月21日には下巻が発売されました。

2018年にはコミック化されるとともに、連続テレビドラマ化され、
2022年4月から6月までの期間で第2シリーズとしてテレビドラマが放送されています。

今回は、そんなドラマ「探偵が早すぎる」の概要と出演者・キャラクターまとめをしていきます。

概要

探偵が早すぎる(1)

父の死により莫大な遺産を相続した女子高生の一華。その遺産を狙い、一族は彼女を事故に見せかけ殺害しようと試みる。一華が唯一信頼する使用人の橋田は、一華の命を救うためにある人物を雇った。それは、“事件が起こる前にトリックを看破し犯人(未遂)を特定”してしまう究極の探偵!

“究極の探偵”と紹介されているのが、主人公である千曲川光です。

千曲川は、一華を事故死に見せかけて殺害しようとする犯人のトリックをトリックで仕返しする「トリック返し」により、事件を未然に防ぎ解決する探偵として描かれています。

犯人が考える奇想天外な完全犯罪の手口のほんの些細な違和感やミスを見逃さず、犯人が仕掛けたトリックを100%の確率で阻止する様子にコメディも含んだドラマとなっています。

奇想天外な手口とは例えば、、、
毒蜘蛛を使ったもの、アレルギーを利用したもの、ガスを利用したものなど多岐に渡り、飽きることなく楽しめる内容です。

見どころは、何と言っても”トリック返し”です。

多くの探偵ドラマでは、事件が起きた後に探偵が事件を推理して犯人を突き止める、という流れが一般的です。
しかし、”早すぎる探偵”千曲川は事件自体が起きることを許しません。

そんな”普通”の探偵ドラマとは一風変わった内容となっています。

一華が相続した遺産はなんと5兆円…
ドラマの第1シリーズでは、最終的に一華は千曲川によって守られて5兆円を相続しました。

しかし、自由に引き出すことができず、使用人の橋田と二人暮らししていたが、、、
というところから第2シリーズに突入します。

ドラマの出演者・キャラクター紹介

千曲川 光(ちくまがわ ひかる)

出演者:滝藤賢一

犯罪を未然に防ぐ、史上最速の探偵。
端正なルックスを持つが偏屈な性格。年齢・国籍ともに不明で、神出鬼没。トリック返しをモットーとしており、犯人たちは、ターゲットに仕掛けようとしていたトリックを自ら被る羽目になる。
事件の推理は早すぎるが、食事をするのは異様に遅い。
”神のものは神に、カエサルのものはカエサルに”が決め台詞。

十川一華(そがわ いちか)

出演者:広瀬アリス

父親の死により、5兆円の遺産を引き継いだ女子大生。大学卒業後は化粧品会社の研究所の職員として働くことに。
千曲川に何度も命を助けられるが、いつも言い争いばかりしている。
勝気な性格だが、どこか繊細なところもある。

橋田政子(はしだ まさこ)

出演者:水野美紀

一華の家政婦。両親のいない一華を育てている。
家事全般を完璧にこなし、常に冷静沈着。様々な資格や免許を取得した才色兼備。感情を表に出すことがなく、冷たい印象だが、一華を大切に思う優しさも垣間見える。